植民地時代の面影残るパーネル|オークランド散策
近代的な街並みのオークランドですが、もともとはヨーロッパ移民の入植地だった歴史があります。今回は、せっかくオークランドに来たら訪れてほしい、異国情緒溢れるパーネルストリートをご紹介します!
パーネル Parnell
パーネルはオークランドシティの中心部の東側にあります。ブリトマート駅からバスで5-10分で気軽に行ける場所です。古くから住宅街として発展してきたので、街全体に居心地のよい空気が漂っています。
パーネルロードという通りの両側には、ハイセンスなブティックや雑貨ショップ、そしてカフェなどがところ狭しと並んでいて、週末ならずともいつも大勢の観光客で賑わいます。
また、地元のアーティストの作品を展示しているギャラリーや、ハンドメイドのアクセサリーなどのショップも充実しています。
パーネル歴史遊歩道
メインストリートであるパーネルロードはヨーロッパ調の建物が残る通りです。
1841年にニュージーランド初の住宅街として開発されたパーネルでは、当時の建築物の多くが現在もその姿のままに残され、歴史遊歩道として景観保存されています。 パーネル通り(Parnell Road)の330番地、1874年前後に建築された石造りのフィットビー・ロッジ(Whitby Lodge)からスタート、続く350番地には、移転されず元の場所にそのまま建つ住宅としてはオークランドで最古と言われる住宅ハルム・コート(Hulme Court)があります。この住宅はベランダ周りの木工装飾が美しい建物です。 さらに通りを進むと、クラシックな雰囲気の石造りが重厚な1924年に建てられたパーネル・ライブラリー・ビルディング(Parnell Library Building)へとやってきます。 パーネル通りに戻り、左折したところには、パーネルでも特に印象深い荘厳な建物、セント・メアリーの聖三位一体教会(Saint Mary's in Holy Trinity)があります。1886年から1897年にかけて建築されたゴシック朝建築の傑作であるこの建物は、ニュージーランドを代表する素晴らしい木造建築物です。 パーネル通りをさらに南下した、クレイブルック通り(Claybrook Road)との交差点角には、テラス・ハウス(Terrace Houses)があります。クレイブルック通り6番地には、1842年にオークランドにやってきた建築家サムソン・ケンプソーンが設計した美しい木造ビラがあります。 パーネル通りとエア通り(Ayr Street)の角には、英国教会グラマー・スクール(Church of England Grammar School)の校長宅として1850年代に建築され、現在では月曜日から土曜日まで一般公開されている2階建てのキンダー・ハウス(Kinder House)があります。 さらにエア通りを進み、パーネル歴史遊歩道の終点、エア通り12番地のエウェルム・コテージ(Ewelme Cottage)へと到着します。1863年に個人住居として建築されたこの優雅な木造建築物は現在、博物館として使用され、水曜日から日曜日まで開館しています。
パーネル図書館
Parnell Library
所在地:Jubilee Building, 545 Parnell Road, Parnell, Auckland 1052, New Zealand
営業時間:月-金 9:00~18:00
土 9:00~16:00
定休日:日曜日
パーネルロードをニューマーケット方面へ進んでいくと、パーネル図書館があります。1913年に建てられた建物を利用している図書館です。建物内は図書館だけでなく、市の施設も入っています。
↑建物の中も重厚感のある作りになっています。
他の図書館と比べると規模はこじんまりとしていますが、趣のある建物なので一見の価値ありです!
オークランドの図書館はどこも日本よりおしゃれで使いやすいです。
↓記事はこちら!
パーネルでの過ごし方
パーネルはパーネルロードを中心としたエリアですが、シティの中心部に位置するので気軽にいつでも行けます。そのため、シティで過ごす際に散歩がてらに訪れると良いと思います。
バスでシティからパーネル図書館辺りまで向かい、そこからシティに戻るように歩いていくと全体を見て歩けます。また、パーネルロードは緩やかな坂道になっているので、遠くに海が見えて雰囲気も抜群です。
↑さらにこの道を進んでいくと、中心部に戻れます。少し距離があるのでバスに乗るのもありです。
↑シティに戻るとまたヨーロッパ調の建物が!
まとめ
オークランドはニュージーランドの他の都市と比べて現代的ですが、ここパーネルは歴史的建築が残っています。ニュージーランドは歴史が浅く、クック船長が到達したのはたった250年前ですが、だからこそ当時をよりしっかりとイメージできますよね!
ショッピングや散策にぜひ一度訪れてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ニュージーランド出国手続き|オークランド国際空港[完全版]
入国審査が厳しいニュージーランドですが、帰りの出国準備は出来ていますか?
今回はオークランド国際空港から帰国する手順を解説します!
↓ニュージーランドの入国手順はこちらを参考にしてください!
オークランド国際空港
オークランド国際空港はニュージーランド航空のメイン空港です。そのため、チェックインカウンターもほとんどがニュージーランド航空になっています。実際、ほとんどの方が唯一の日本直行便であるニュージーランド航空を利用すると思います。
↓ニュージーランド航空についてはこちら!
シティからの行き方
・スカイバス Sky Bus
所要時間:約40~60分
費用:片道$19、往復$36(大人)
片道$6、往復$12(子供)
シティから24時間出ている空港行きのバス。ラッシュタイムには20分に1本走っています。基本的には最も経済的です。シティターミナルかクイーンストリート沿いのバス停から乗車します。
・シャトル
所要時間:約60分
費用:$35(1人増えるごとにプラス$8)
乗合バンのようなもので、空港で予約できます。グループで利用するとお得感がありますが、ほかの乗客と行き先が違う場合、多少時間がかかる場合があります。
・タクシー
所要時間:約30~60分
費用:$38~75
ホテルから直接運んでくれるので便利な反面、1番値段が高いです。複数人で利用すればお得に移動できます。荷物が多いときにはタクシーを利用すると良いです。
国際線ターミナル
国際線ターミナルに到着すると、入国した時と同じフロアに着きます。ここがチェックインフロアになります。電光掲示で自分のフライトを確認して、チェックインをします。
セルフチェックイン
ニュージーランド航空の場合、チェックインから受託手荷物預けまでを自分でできます。
↑この機械で指示通りに操作してチェックインします。日本語も選択できます。
受託手荷物がある場合、ここで荷物に貼るシールが出てくるので取り付けます。
次に奥に進むと自動荷物預かりの機械があります。1個あたり許可された重量は23kgです。空港内に重量計があるので事前にチェックしておきましょう。
ちなみに私は事前にぴったり23kgで大丈夫だと思いきや23.5kgと誤差があり、重量オーバーの紙が印刷されてしまいました。この場合は、タッチパネルでキャンセルすれば一度荷物を戻せます。重量オーバーの場合追加料金がかかるので注意が必要です。また、スーツケース1個で収まり切らなそうな場合、予約の段階かオンラインチェックインの時に7000円ほどで1個追加できます。空港で直接追加するとかなり料金が発生します。帰りはお土産なども増えますしね!
出国前エリア
チェックインエリアの上の階に上がると、お土産屋さんやフードコート(マクドナルド、ケンタッキーなど)、レストランがあります。フードコートには日本食レストラン(お寿司)もあります。出国まで時間がある方はここで過ごすのもありです。しかし、出国後エリアの方が充実しているので、先に出国を済ませるのがおすすめです。
出国ゲート
出国ゲートはフードコートと同じ階にあります。特に必要な書類はないので、チェックインが完了した航空券とパスポートのみを用意します。
入国審査
出国審査は入国審査同様、パスポートをかざすだけなのであっという間です。また、いつもそこまで混んでいる印象もありません。
荷物検査
機内持ち込み荷物の荷物検査及び身体検査があります。こちらも入国審査と同様ですが、税関職員とのやりとりはありません。無事に通れば問題ないのですが、X線検査で引っかかった場合は税関職員に質問されることがあります。
持ち込めないもの
・100ml以上の液体
・刃物・鈍器などの危険物
・爆発の恐れのあるもの(スプレー缶など)
があります。100ml以内の液体は透明の袋に入れて外から見えるようにします。
気をつけたいのが、はちみつです。お土産にマヌカハニーを購入する方も多いと思いますが、100ml以上の場合没収されてしまいます^^;
必ずスーツケースなど受託手荷物の中に入れましょう!
出国後エリア
税関を過ぎると、免税店エリアがあります。お土産の買い忘れはここで買えます。
さらに進むと飲食エリアやお土産屋さんがあります。飲食店は充実しているのでゆっくりと過ごせます。
↑Whittaker's チョコレート専門店も!
まとめ
オークランド国際空港は日本の空港と比べれば小規模ですが、シンプルでわかりやすい構造なので迷うことはほぼありません。空港内は無料Wi-Fiもあるので快適に過ごせます。終わり良ければ全てよし、出国手順をきちんと確認して最後まで充実した旅にしましょう!!
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